株式会社MPX

MPXの特徴

MPXは、卸電力取引のための、オンライン情報サービスです。
卸電力取引に必要なあらゆるデータをタイムリーに収集・反映し、オランダのKYOS社と共同開発したモデルで導いた長期・高粒度のフォワードカーブを、バックデータ(ファンダメンタルデータ)とともにワンストップでご提供します。

独自のアプローチ

MPXモデルは、日本の特殊な市場環境を表現するため、“ファンダメンタルモデル”と“ヒストリカルモデル”各々の利点を組み合わせたユニークなモデルです。

“ファンダメンタル・アプローチ”で月平均価格(Monthly)を算定することで、今後想定される需給環境の変化(例えば、原子力発電の再稼動)を電力フォワードカーブに反映します。

さらに、“ヒストリカル・アプローチ”で月平均価格を、日平均価格(Daily)、30分単位の価格(Half Hourly)に展開することで、ファンダメンタルモデルだけでは表現しきれないデイタイプ(曜日・祝祭日・年中行事等)や時間帯毎の細かい価格変動を表現します。

最高30分単位×最長3年間

電力取引を、日々の発電・小売のオペレーションと融合させるためには、長期にわたり、且つ高粒度の電力フォワードカーブが必要です。MPXでは、卸電力取引の最小単位である30分単位の電力フォワードカーブを生成し、一般に流動性の低い長期の取引も含めて配信します。

タイムリーなデータ更新

MPXでは、卸電力市場に影響を及ぼす様々なファンダメンタルデータを、タイムリーに収集・反映した電力フォワードカーブを配信します。

注1 FOB価格からCIF価格や発電所炉前価格への変換、原油価格からLNG価格への変換など

充実の機能

MPXでは、お客様自らが、卸電力市場を分析するために必要な情報・機能をワンストップでご提供します。

  • 直近のものだけでなく、過去にさかのぼって電力フォワードカーブを取得し、ヒストリカルな値動きの傾向を分析することが可能です。
  • 電力フォワードカーブの作成に用いたバックデータ(ファンダメンタルデータ)も同様に、過去にさかのぼって取得することが可能です。
  • フォワードカーブ、バックデータともに、CSV形式でダウンロードし、相関関係などの分析に利用することが可能です。
  • 今後も、分析のために必要な情報やツールを、順次拡充していく予定です。